人気ブログランキング | 話題のタグを見る

遠い空の下 (タリアセン•ウェスト)

遠い空の下 (タリアセン•ウェスト)_e0407734_13005396.jpeg

遠い空の下 (タリアセン•ウェスト)_e0407734_13011383.jpeg
灼熱の砂漠の街を訪ね 長い間憧れていたチェロキーレッドを見たのは1994年の9月

写真本のページを繰り返し見ていたからか 懐かしささえ感じた
ライト氏の下で建築を学ぶ学生達と教師達が共に暮らす有機的なコミュニティであるタリアセンウェスト
敷地の中には学びの場はもとより 食事を支える為の農園や 演奏や演劇を楽しむ劇場まで作られている 

タリアセン (Taliesin) とはウェールズ語で『輝く額』と言う意味 語源はケルト神話の妖精『タリエシン』に由来する と言われる
※ ウェストに対し オリジナルのタリアセンはウィスコンシン州にある  冬の厳しい寒さを避けるべく 全員でキャラバンを組みアリゾナ州へ移動する とのこと ※


遠藤楽先生からご友人に宛てた手紙を手に オフィスを訪ねた
残念ながら病気療養中と言う事で お目にかかる機会は逸したものの “旧友”からの手紙を渡して頂くようお願いすることはできた  
この後 更に2回 タリアセンウェストを訪れた  

初めて遠藤楽先生にお会いした日 偶々訪問中だった佐久間先生も交えて お食事をご馳走になった

人生には信じられないようなご縁に遭遇することもあるのだ と つくづく思う 

佐久間 博 先生 オットー•ワーグナーへの繋がり

初めてフェニックス市のタリアセンウェストを訪れた時 見学者の中の一人の方に教えられ 予定外ながら訪ねたホテル

砂漠の宝石 と評される Biltmore Hotel(ビルトモア ホテル) 
帰りの飛行機の時間が迫る中 駆け足で立ち寄ったホテルは まさに『宝石』

残してきた心を拾いに行くように 再度訪れ時間をかけて堪能できたのは 幸せの極みだった  


長々と アリゾナ州フェニックス市の訪問記にお付き合いくださり ありがとうございました😊 

次は フェニックスから北に向かう旅で起きたセレンディピティ に続きます.........



Commented by kobacken at 2020-07-30 16:36
わ〜〜〜、もっと色々みたいです!!
フェニックスは訪れてみたい場所の一つなんです。
まだトランジットでしか降りたことがない。。。涙
mother-of-pearlさんのお話は本当に大好きです。
Commented by BBpinevalley at 2020-07-30 17:40
こんばんは。
本当に建築がお好きなんですね。
ライトが特にお好き?
彼は、相当に問題のある人物だったようですが、self-taughtで、才能豊かであったことは確かですね。
この前の記事に書かれていたFallingwaterは、二年ほど前に行きましたが、かなり痛んでいました。
修復もしていましたが、如何にも維持が難しい建て方で、元のオーナーが寄付したと言うのも無理ない感じ。

アリゾナは、デザート気候の気持ち良いところですよね。
暑いのにドライ。
朝の散歩がすごく気持ちいい〜〜
Commented by PochiPochi-2-s at 2020-07-30 20:12
こんばんは。
フェニックスの「ビルトモア ホテル」という言葉で うん?
東京に住む弟が1992/11〜1994年末でこのホテルのリノベーションに
関わり働いていました。当時青木建設に勤めており、この会社の所有
だったらしいです。80年代に倒産したのを青木建設が買いリノベーション。
しかしその後青木建設も経営危機に陥り、スターウッドに売却した
そうです。青木建設が手放したのは1995年だそうです。
ryubokuさんが最初にこのホテルを訪れた時はひょっとしたらホテルの
どこかで弟とすれ違っていたかもしれませんねぇ。
驚きです!
弟は建築家ではなく土建屋ですが…。

私の長男は建築学科卒で彼の最初の職場は設計会社でしたよ。
一級建築士の資格をもっています。
彼はこのライトの設計をどう思っているのかしら。
次にあったときにでも聞いてみようと思いましたよ。
Commented by ryuboku2 at 2020-07-30 23:36
kobackenさま
興味を持って頂きありがとうございます。
いやー、こんなムカシ話引っ張り出して、とちょっと恐縮しておりました。
調子に乗って、この後もアリゾナ絡みの思い出にお付き合いくださいませ。

フェニックスとツーソンの2都市ですが、アリゾナ、好きです!^_^
特に人が立ってるように見えるサボテン🌵🌵🌵が大好きです。
Commented by ryuboku2 at 2020-07-31 00:00
BBpinevalleyさま
建築の世界に興味がある、と気付いたのがちょっと遅過ぎました。学び始めた頃息子2人の大反抗期に重なり、また自分の能力不足も痛感して、“好き”を通す事にしました。
きっかけをくれたのはオットー•ワグナーです。......でも、まだ本物を見に行けていないのです。

後はミーハーにフランク•ゲーリーとか初期の頃の隈研吾さんとか。
ただ見かけだけでキャーキャー言っている傾向があり、最も大切な住み易さとは別の次元で見て楽しんでいます。
来日した頃の事情など、相当“個性的な方”だったようだな、とは思っています^_^

初めてアリゾナに行った時、駐車場のおじさんに『いや、もう、凄い暑さですねー!』とボヤいたら『8月に来れば良かったねー!!』と笑われました。
当時ビルトモアホテルの料金も9月6日から急に上がっていて、猛暑ぶりが伺えました。
湿度が苦手な私にはCAや AZ 好きです。ニューメキシコにも(オ•キーフ繋がりで)行ってみたいです。
Commented by ryuboku2 at 2020-07-31 00:10
PochiPochi-2-sさま
何と言う偶然でしょうか!先日コメントで書いてくださっていた弟さんご家族はフェニックスにお住まいでしたか!
しかも私が初めて足を踏み入れた1994年の秋にはまだお仕事中だったとは!!
こんな風に微かなご縁が繋がっていくのがとても嬉しいです。
私が2度目3度目に訪ねた頃はウェスティン系列と繋がっていたようでしたが、久しぶりに検索してみたら今はウォルドルフ•アストリアと言う名前を冠しているので、ヒルトン系に変わったのでしょうか。

ご長男も建築士さんだとの事で、弟さん(叔父さん)と建築のお話などなさるのでしょうか。羨ましいようなご家族ですね。
名前
URL
削除用パスワード
by ryuboku2 | 2020-07-30 02:00 | 大好きなもの こと | Trackback | Comments(6)

出過ぎた杭は打たれもせず いつしか流木に


by mother-of-pearl